ゴルフクラブの中身を知れば、そのままでは使えない理由がわかる
怖くて使えないゴルフクラブ
ゴルフクラブは3つのパーツからできているとお話ししました。その組み合わせ時に気をつけないといけないのが、そのときに、シャフトがヘッドに対して斜めに刺さっていることが多いんです。パーツごとの誤差、組み立て時の誤差、この2つの誤差が組み合わさって製品としての誤差となって表れます。メーカー品といえども大量生産品ですから、そこまで厳密に管理はしていません。メーカーから支給されたプロのクラブだってそうなんですから、そんなゴルフクラブを購入してそのまま使うなんて、この事実を知ると怖くてできません。
シャフトが斜めに刺さっているほかに、ロフト角のばらつき、ライ角のばらつきがあります。まずこの2つもカタログには一応数値は載っていますが、あくまで理想値で、この通りに全部が仕上がっているなんてまずありえません。そして、これも多いんですが、無理やりバランスを出すために、ヘッドの内部に大量の錘を仕込むことです。これで、全体のバランスは出るでしょうが、重心距離は当然変化します。それほどの錘を入れなければいけないということは、ヘッド自体の重量が軽すぎるということです。本来、きちんと重量管理されたヘッドにシャフトを指せば、そのままでバランスはでるはずなんです。見えないところだからいいかという、そんな思いがあるのではと疑いたくなります。
ある有名なメーカーのオーダークラブでも、ネック内に錘を入れないでと注文しているのに、バランスが出ないからと錘が入れられてたり、これなんかわが社のヘッドはそのままではバランスがでませんと公言しているようなものです。また、大手のショップでの話ですが、これもネック内に錘を入れずにと入っているのに、実際は入っていたことがありました。ショップに問い合わせてみると、そのヘッドがマッスルバックで、あまりにも美しく、その美しさをそこないたくなかったからヘッドに鉛をはらずに、内部に入れたとのこと。これなんて、自己満足ですよね。お客さんのことなんて、これっぽっちも考えていない。
こんな、見えない部分のことは外見からだけではわかりませんので、必ず中身を確認してほしいんです。メーカー品といえどもです。市販のクラブで安心して使用できるクラブは皆無でしょう。オーダー品ですら、こちらの要望どおりできていないんですから。
こんな事実を知って、今のクラブ、そのままお使いになります?